奥州藤原氏が追い求めた浄土思想の地(理想郷)平泉。その象徴である金色堂。岩手を代表する岩手山の稜線と北上川の悠久の流れをモチーフにし、背景の円は地球と全世界を照らす光＝世界平和と全人類の平和をイメージしている。また、全体の色は平泉の黄金文化と浄土思想を意味する「こがね色」とした。

　宮澤賢治は地球上のあらゆる生き物の共存繁栄を願いこの岩手をイーハトーヴ(理想郷)と名付けた。また、新渡戸稲造は平和思想の下、国際連盟事務次長として活躍した。これら偉人達を育んだこの岩手の地で、全国の青年部会員がこの大会を契機に新たなイーハトーヴを発見して欲しいとの願いを込め大会スローガン「イーハトーヴ発見！2009いわて」とした。