世界的不況の真只中、公益法人改革制度がスタートし、法人会の今後の進むべき方向をわたし達青年部会がまさに示す時です。
第一部では、法人会の原点を考えるテーマとして「青年部会運営の指針」~法人会の存在意義と租税教育~と題して全法連青連協直前会長田口典彦氏による基調講演をお願いし、さらに円卓会議で
①法人会青年部会のあり方
②租税教育の進め方
について議論を深め、今後の青年部会の活動や各地域で租税教育の一助となることを期待します。
第二部では、国、地方の天下り先として外郭団体を設立し税金を投入しながら財政赤字を増やしている中、葛巻町が財政苦と人口高齢化を抱えながら「企業経営的発想」から四つある第三セクターの内三つを黒字化したことや環境面の取組みについて鈴木重男町長に講話を頂き、参加者の皆様には地域興し及び自冶体のあり方の参考にして頂きたいと思います。
日時 ● 11月5日(木) 17:00?20:00
会場 ● 盛岡グランドホテル
15:30~17:00 | 受付 |
17:00~17:45 | 租税教育活動表彰受彰会の事例発表 |
18:00~20:00 | 部会長ウェルカムパーティー |
日時 ● 11月6日(金) 9:00?12:20
会場 ● ホテルメトロポリタン盛岡ニューウイング
9:00~9:05 | 趣旨説明 |
9:05~9:45 | 基調講演 |
9:50~10:50 | 円卓会議 |
10:50~11:20 | 発表 |
11:30~12:20 | 特別講演会 |
■葛巻町長 鈴木 重男(すずき しげお)氏
場所 メトロポリタン盛岡ニューウイング4階
テーマ 「第3セクターで地域おこし」の事例発表
著書 | 「ワインとミルクで地域おこし」 ~岩手県葛巻町の挑戦~ |
---|
略歴 | 岩手県葛巻町生まれ | |
---|---|---|
昭和48年3月 | 岩手県立葛巻高等学校卒業 | |
昭和48年4月 | 葛巻町役場採用 | |
昭和55年2月 | ワイン事業技術習得のため東京都国立市の農業科学化研究所に派遣 | |
昭和57年3月 | 同研究所修了 | |
昭和60年4月 | (社)葛巻町畜産開発公社派遣、特用林産課長 | |
平成元年4月 | (社)葛巻町畜産開発公社事業部長 | |
平成7年6月 | 葛巻高原食品加工(株)常務取締役 | |
平成11年4月 | (社)葛巻町畜産開発公社専務理事 | |
平成14年4月 | 農林課主幹 | |
平成19年5月 | 葛巻町役場退職 | |
平成19年8月 | 葛巻町長就任 | |
平成19年9月 | (社)葛巻町畜産開発公社理事長 葛巻高原食品加工(株)代表取締役社長 (株)グリーンテージくずまき代表取締役社長 エコワールドくずまき風力発電(株)取締役 |
葛巻町は、「ミルクとワインとクリーンエネルギーの町」として、全国から高い評価をいただけるようになりました。 町で暮らす皆様も、葛巻に少しづつ誇りを持てるようになり、また、町外で活躍されている町出身の方々からも「ふるさと葛巻を自慢できるようになった」という声が多く聞かれるようになりました。これは大変喜ばしいことであります。 これからも、町が持つ自然や資源を活かしながら、山村らしい町づくりを推進し、交流・定住人口の増加につながるよう鋭意努力して参ります。 また、私は町の発展には基幹産業である第一次産業の振興が重要だと確信しております。酪農や林業、畑作農業、肉牛繁殖など永続的経営が可能な施策を展開したいと考えております。 さらに、商工業や地元企業の育成強化に取り組み、積極的な企業誘致と雇用の確保に努めて参ります。 町の活性化には、町が持つ多面的な機能を最大限に活用しながら、多くの人が町を訪れ経済効果を増すような施策を展開し続けることが重要であると考えています。